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2023.05.08

【岩手日報】5/1 岩手県立療育センターで移動型避難所 「WEC/レスキューブ」を活用した医療的ケア児とご家族の宿泊の様子を取り上げて頂きました

2023年4月28日、29日の両日、岩手県立療育センター(岩手県矢巾町 以下、療育センター)に入院中の医療的ケア児とご家族の面会を実現するため、当社が開発している移動型避難所「Whole Earth Cube / レスキューブ」を活用した宿泊の実証トライアルを実施しました。

【岩手日報 2023年5 月1日付】この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています。


対象となったお子さんは重い障害と人工呼吸器を24時間使用しており、現状では離れた自宅への外泊が難しく、また新型コロナウイルスの感染防止のため家族が医療機関の中で面会することは制限されていたため、1年半もの間、家族が一緒に過ごすことができませんでした。

当社では、ご家族から相談を受け、当社が災害時に在宅医療患者を収容する目的で開発しているレスキューブを療育センターの前に設置し、この中でご家族が対面し、一緒に滞在することができないか検討しました。

幸い、お子さんの体調も安定し、医療機関側と綿密な協議と準備を重ね、この度、無事に宿泊を伴う滞在を実現することができました。

災害時の避難だけでなく、感染症対策や重症児とご家族の面会など、新たな活用方法の可能性を広げることにもなりました。

今回の経験を今後の開発に活かして、医療的ケア児・者とその家族が安全・安心で生きがいを持って暮らすことが出来る社会の実現に向けて努力して参ります。

ご協力して頂いた岩手県立療育センターのスタッフの皆様、参加されたご家族の皆様に、心より感謝申し上げます。

レスキューブに乗り込む様子
療育センターのスタッフさんと弊社スタッフで一晩中待機し安全を確保
ご家族の喜ぶ笑顔が何より嬉しかったです

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